だんだんと朝が暗くなり、寒くなるなか、みなさまいかがお過ごしですか。
こんにちは、マーケティング部のフジです。

9月に国内総代理店として台湾のalto社の「iPhone 6」レザーケースを3製品ご案内させていただきましたが、そのなかでも私が特に大好きな「Metro for iPhone 6」が遂に入荷しました。

嬉しくて写真も何枚か撮っちゃいました。

ということで、Metro for iPhone 6の入荷を記念して、本製品とともに、altoの革製品へのコダワリについて紹介させていただきます。

alto Metro for iPhone 6

Metro for iPhone 6は、定期券やICカードを収納できるカードホルダーが搭載された本革製のiPhone 6用ケース。イタリア製の本革には、植物タンニンなめし加工を施しています。
altoでは、ケースひとつひとつを手作業で作っているので、大量生産されている他のケースでは味わうことのできない、独特な質感や雰囲気を楽しむことができます。

ICカードを入れるとパスケースにもなるので、私は通勤で使用しているPASMOを入れて、iPhoneをおサイフケータイのように使っています。
iPhoneの保護はもちろん、実用性も高まり、雰囲気も美しくなる、それがMetro for iPhone 6の特徴です。

うん、やっぱり美しいです。
さてさて、ここからは、altoの革製品へのコダワリをご紹介。

自然にやさしい「植物タンニンなめし」を採用

皮をなめす工程には「植物タンニンなめし」や「クロムなめし」などがあります。
altoが採用している植物タンニンなめしは、動物の皮を、植物の葉や根などから抽出するタンニンのなめし剤に時間をかけて皮を漬け込みます。植物由来の天然素材を使っているので、タンニンなめしには有害な化学物質が含まれません。
なめされた革は、柔らかくなり、レザークラフトなどの革製品に適した素材に仕上がります。植物タンニンなめしは時間とコストがかかりますが、自然にも人にも優しいなめし方なのです。

全ての製品にイタリア産レザーを採用

イタリア産レザーは世界中で有名ですが、それではなぜ評価されているのでしょうか。
ひとつに、イタリア職人の皮なめし技術に関係があります。何百年の歴史を持つなめし技術により、熟練した職人の手によって革の表面にツヤを出し、きれいに色付かせることができるのです。
altoは、お客様に高い品質で良い手触りの革製品を提供するために、全ての製品にイタリア産レザーを採用しています。

牛革の部位にもコダワリを

牛革として使用できる部位には、牛のお腹(腹部)、背中(背部)、お尻(臀部)と首(頸部)の4つの箇所があります。腹部の皮は柔らかく、背中はよく四角形にカットして「ベンズ」とも呼ばれます。ベンズは、繊維が細かいので強度や耐久性にも優れています。
altoが使用する牛革は、部位によって人の肌のように1枚1枚風合いが異なります。世界に2つと無い個性的な本革製品は、アートのような魅力をも感じさせます。

altoのフルグルレインレザーとは

1枚の革の厚さは約3~5mmです。製作所では製品のデザインによって、革を2つに分けて使用します。革の表面で一番外側の部分は「フルグレインレザー」と呼ばれています。天然皮革として自然なままの風合いを使い、傷などを隠さずに使用します。

altoのすべての製品には、イタリアから輸入したフルグレインレザーを採用しています。独特の手触りと表情をもった本革製品を、ぜひご体験ください。  

ご利用とともに風合いも変化

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ご利用とともに移り変わる色合いは革製品の醍醐味でもあります。そして、もちろんaltoの製品でも実感いただけるはずです。

上の写真は、最もシンプルで美しいレザーケース「Original for iPhone」の風合いの変化です。数ヶ月使っていただくと、このように色に深みがでてきます。
同じ色のケースをご利用いただいていても、お客様それぞれのライフスタイルとともにケースも個性を発揮していく、それがaltoの革製品の強みでもあります。

altoのラインナップ

いかがでしょうか。altoが強い思いのもとで革製品を作っていることを少しでも知っていただけたら、ブランドのファンとしてもこの上ありません。

現在、altoの製品はiPhone 6用に3種類用意しています。
ベーシックな「Original for iPhone 6」、ファブリックと革製品をハイブリッドで使用した「Denim for iPhone 6」、そして今回ご紹介した「Metro for iPhone 6」です。

どの製品も特徴的なので、ぜひブランドページから気になる色をご確認下さいませ。