こんにちは、代表の西山です。
残暑がまだまだ厳しいですね。

今回は昨年リリースした新しいタイプの魚群探知機「Deeper ワイヤレススマート魚群探知機」のご紹介です。Deeperは「ディーパー」と読みます。少し用語が専門的な内容になりますので、予めご了承下さい。

Deeperとは?

これまでの魚群探知機は、船やボートに固定して使う物が一般的でしたが、Deeperの特徴は投げることが出来る。コレに尽きると思います。

魚群探知機の活躍する釣り方と言えば、ブラックバスや海釣りなど船を使った釣り物を想像すると思いますが、Deeperは船はもちろん陸からの釣り、陸っぱりでも最大限に活用できるんです。

使い方は?

Deeper本体は約100グラムあるので、ショアジギングなどで使うジグと同程度の重さが有ります。竿に乗せる感じでキャストすれば投げることも出来ますが、柔らか目のロッドでは少々難があるのも正直な所です。そこでオススメなのが以下の方法です。

キャスティングではなく、投げる

はい、普通にDeeperは野球のボール程度の球形をしているので、そのままボールを投げる要領で投げ込みます。くれぐれもベールをフリーにするのを忘れないで下さい。投げた後はリールで巻いて探りたいポイントに流し込みます。そう、Deeper本体はうく仕組みになっています。リールに繋げなくても、巻取りは少々難しいですがバッカンに使われているような編みこみロープにつなげても良いかもしれません。

水温が高いので濁りがすごい!

真夏日で朝から気温が高いこともあり、そして潮通しが良くないポイントな事もあり写真のようにささ濁り状態。まったく水の中の様子は伺うことが出来ない感じです。こういう時こそ魚探の出番です。ブラックバスなんかだと、大体はこんな感じのコンディションだと思いますが…。

どんな風に見えるのか? というかここ浅すぎ!

Deeperには二種類のモードがあり、1つは一般的な魚群探知機のようなエコー画像をそのまま反映した描画モード、もう1つは詳しい知識がなくても見やすいグラフィックで表示してくれるモードがあり、サクッと水中を探るには後者のモードがとても便利です。このモードでは、魚も分かりやすいアイコンで表示できたりします。ちなみにこの日は朝からの釣行だったんですが、潮を見ないで釣行に出たので、着いた時にはド干潮の下げイッパイの状態でした。上の画像は詳細モードの見え方、グリーンに見えるのはウィード(海藻)です。ちなみに画面の表示の色からこのポイントは、ボトムが岩なのがわかります。魚は残念ながら映っていません。

魚を発見!

何度かキャストというか、Deeperを投げてポイントを探っていると水深はないながらも魚を発見!上の画像は簡易モードの表示です。特別に魚群探知機の知識がなくても簡単に見えるのが嬉しいところです。魚がいると分かれば実釣開始です。

一応釣れた!小さいけど…

魚が映ったポイントに仕掛けを投入するとアッサリ釣れました、小さいけれど一応メジナです。この後も同じポイントには魚が着いているようで、外道のキュウセンが何匹か釣れましたが、さらに潮が下がり濁りも最高潮に達したので納竿としました。

釣れても釣れなくても海はいいもんですね。さて、Deeperですが「投げる」というメソットを活用することで無限大の使用方法があると思います。Bluetoothも見通しが良ければ50m程度は通信が出来るので、キス釣りなんかを除けばキャストで釣る距離はほとんどのカバー出来ると思います。

磯釣り以外にも例えば、

  • 投げサビキのタナ探り
  • 濁りがきついポイントの水深探り
  • ボート釣り

などなど色々な可能性があると思います。次回は別なポイントのレポートをアップしようと思います。

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