こんにちは、代表の西山です。
少し前になりますが、当社で取り扱っておりますNetatmo ウェザーステーション関連で、新潟県長岡市にある防災科学技術研究所 雪氷防災研究センター(以下、防災科研)に行って来ました。
防災科研の協力のもと、Netatmoウェザーステーションの設置方法と観測結果に関する検証試験を行っていただいており、検証試験の結果についてお打ち合わせの時間をいただきましたので、実際の設置場所や設置方法などを見せていただくこととなりました。
防災科学研究所とは?
防災科学研究所という名前に聞き慣れない方もいらっしゃると思いますが、正式には「国立研究開発法人防災科学技術研究所」という文部科学省所管の国立研究開発法人で、本部は茨城県つくば市にあり、日本全国に実験施設や観測施設を多数所有しており、長岡市の雪氷防災研究センターもそのうちの1つです。観測施設で観測したデータを元にWEB上でもいくつかのサービス提供をしており、有名なところでは観測した地震をマッピングして表示する Hi-net や 強震モニタ 、風雨の X-NETなどがあります。
入り口で記念写真
人生3回めの2階建て新幹線「Max」で、約1時間半、新幹線長岡駅に到着。長岡駅からはバスに乗って約15分、現地に到着です。入り口に立派な看板があったので、記念に撮影させてもらいました。
到着後、研究所の方にご挨拶させていただき会議室でNetatmoウェザーステーションの検証結果などについて、報告をいただきました。残念ながら検証データをここで公開することは出来ませんが、非常に良い満足の行く結果が出ていたという事だけにとどめておきたいと思います。
設置したウェザーステーションとご対面
当日は生憎の曇天のため、写真があまりよいクオリティではありませんのが、ご了承ください。こちらがNetatmoウェザーステーションを設置した状態です。初見ではどこに設置してあるかわからないと思いますが、実は、丸印のところに、ウェザーステーションの屋外モジュール、雨量計、風速計が設置されています。
断熱材を活用して設置
Netatmoの温度計は、マニュアルにもあるとおり直射日光のあたらない環境に設置する必要があります。また、より正確な気温を計測するためには放射熱などの影響を受けないように設置する必要もあり、防災科研では断熱材を利用した方法で設置を行っていました。雨量計や風速計についても正確な計測ができるように機器の周辺には、何も置かれていない環境で設置を行っていました。
施設内に設置してある建物には、長岡市の積雪量を示した折れ線グラフが取り付けられていました。関東に住む人間としては、5mの積雪量というのはなかなか想像が付かないものではありましたが、非常に印象に残っています。
他にも施設の中には、Netatmoよりも数十倍高額の計測機器が多数設置されており、日々の防災やこれからの防災に役立てるデータ取得と研究を行っていらっしゃいました。
ここ最近のNetatmoウェザーステーションは、一般ユーザー以外にかなりの数の法人案件での販売実績があり、住宅販売、食品工場など様々な分野で活用されています。本記事で製品のご興味を持たれた方は、電話 03-6447-2987 またはメール netatmo@focal.co.jp までお気軽にお問い合わせ下さい。
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