こんにちは、代表の西山です。

昨日とは打って変わって、今日は春日和のように暖かいですね、このまま春に突入してくれると良いのですが。ただ、暖かいだけあって花粉のパワーがもの凄いですが…。

さて、少し前にYahoo!ニュースでも話題になった監視カメラ問題。ご存じない方はこちらなどを御覧ください。  http://news.yahoo.co.jp/pickup/6188414  問題のサイトを見ると世界中に設置された監視カメラが、ダダ漏れのセキュリティのために映像が世界中に生放送状態になっているのが分かると思います。当社で販売している、Netatmo社の顔認識システムつきホームカメラ「Welcome」についても同様の問い合わせを受けたので、セキュリティの違いについて説明したいと思います。

Welcomeは、複雑な設定が必要なく高度なセキュリティ

一般的なセキュリティの場合には、知識の有る方が設定すれば強固なセキュリティを確立できるように設計されていますが、セキュリティの知識やネットワークの知識があまりない方が設定する場合には、安全なを確保するための設定をしないまま運用してしまったりすることが少なくありません。例のサイトでもパスワードが初期設定のままで設置されたり、簡単に突破できるパスワード(例えば、パスワードが password など)で設定されていたりするようです。Netatmo Welcomeへの接続には、同様に専用のIDとパスワードが必要ですが、Netatmo社のセキュリティポリシーにより簡単なパスワードは設定できません。最低でも8文字以上で、大文字、小文字、数字を組合せた強固なパスワードしか設定できないようになっています。また、Welcomeカメラとスマートフォンとの通信には、銀行や通販サイトでも使用されているHTTPSという方式で暗号化してやりとりされており、通信経路上での盗聴や第三者によるなりすましを防止します。

画データは暗号化

Welcomeで撮影したデータは、内蔵のmicro SDカードに保存されます。ネットワークカメラには、クラウド上に保存するものもありますが、Welcomeは録画データを物理的にメディアに保存し、クラウド上には保存しません。仮にWelcomeから、micro SDを盗み出してもデータは暗号化されているので、PCなどに接続しても中身を見ることは出来ませんので、カードを入れ替えたりする時に紛失したりしても、非常に安心のセキュリティになっています。

また、設定で任意のサーバーに録画データをアップロードする機能もあるので、必要な場合には任意のFTPサーバーなどに録画データをアップロードすることも可能です。

ファームウェアも自動更新でいつでも最新

セキュリティカメラをはじめとする機器を動作させるための基本的なプログラムにファームウェアという物があります。Welcomeにも、ファームウェアを持っていますがユーザーの手を煩わせないように自動的に更新される仕組みになっています。これは常に最新の状態にすることで、セキュリティや製品の動作をアップデートすることが目的ですが、セキュリティカメラなかには自動ではなく、マニュアルでファームウェアの更新をする必要がある製品が少なくありません。

必要なのはカメラ本体だけ、利用料金は無料です

ここも大きなポイントかと思います。一部のセキュリティカメラやセキュリティサービスは、サーバー使用料や管理費という名目でひと月あたり、数百円から数千円程度がかかるサービスもありますが、Netatmo Welcomeカメラは利用料金が一切かかりません。ただでさえ高価なカメラを購入する上に、利用料金もかかってしまうのはユーザーにかかる負担が馬鹿にならないと思います。Netatmo Welcomeは、利用料金が完全無料なのも嬉しいポイントだと思います。

かなり大雑把な説明ではありますが、Welcomeカメラと一般的なセキュリティカメラの違いがお分かりいただけたかと思います。Welcomeカメラは、顔認識機能によりこれまでのセキュリティカメラのような、単純に監視して録画するものではなく、両親が外出中にお子さんの帰宅を通知したり、離れた場所に住んでいる高齢の両親を見守ったり、シーンに合わせていろいろな使い方ができるカメラだと思います。春の新生活に向けて、ご自宅の環境を最新のテクノロジーを使って見なおしてみるのも良いかと思います。

商品の詳しい情報は以下からどうぞ。

Netatmo Welcome

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