こんにちは、代表の西山です。
今日から1月も折り返しです。
さて、今回は先日書いたCESリポートの続編をお届けします。
Netatomo
ウェザーステーションのNetatmoからは、「Welcome」というセキュリティ関連の製品が発表されました。家庭の玄関などに設置して使用するネットワークカメラで、130度角レンズを搭載しており、捉えた画像から顔認識で映った人物を特定し、予め登録した人物以外が認識されるとiPhoneにアラートを送ることができます。動くものがあると自動的に録画が開始され、SDカードに記録した録画データをネットワーク経由で確認できます。
家族の帰宅確認やペットの状態確認など色々な使い方が出来そうです。上の写真の左に写っている3つの部品は、オプション品のドアセンサーです。
ウェザーステーションのオプション品として、あらたに風力計も発表されていました。新開発の技術で駆動部分を必要としない風力の測定が可能だそうです。左が風力計、右は既に発売中の雨量計です。
Wahoo Fitness
次はブースにいるだけで、汗が出そうな感じの熱気があるブースでした。実は新製品としては何も発表されていませんが、昨年末に発売となったTICKR X を使ったトレーニングのデモンストレーションなどを行っていました。
TICKR Xは、モーションセンサーを内蔵しているのが特徴の心拍計ですが、チェストベルトタイプで体の中心部分につけることが出来るので、こういったバランスを保つトレーニング、スクワットのカウントなど、心拍を測定するだけに留まらず、色々な用途のトレーニングに展開できるのが特徴です。サードパーティ用にSDKも公開となっていますので、各フィットネスアプリの対応が待ち遠しいです。
Mio
腕につけるだけで心拍を手軽に測定できるMio Linkのブースです。CESのフィットネス関連ブースでは、トレッドミルや自転車のローラーなどを使ったダイナミックな展示をしているブースが目立ちます。Mioでもトレッドミルを展示しながら、心拍数の計測でもを行っていました。
Mioからは、まず腕時計と心拍計がひとつになったMio Alphaの後継機種、Mio Alpha 2が発表されていました。最大の特徴はバックライトが搭載されたことです。夜のランニングなどで使用される方から数多くのフィードバックをいただいておりましたが、ようやく実装されることになりました。
こちらはCESでの新製品ではありませんが、Fuseというアクティビティトラッカーが一体になった物で、歩数などの計測が可能です。
Friday Lab
メーカー名というよりもDeeperといった方が分かりやすいかもしれません。年末にリリースして、メディア掲載、販売ともに絶好調のワイヤレス魚群探知機です。
日本では未発売のオプション品が展示されていました。中央のカラフルな物が夜釣り用のオプションで、半透明になっているのでDeeper本体に搭載したLEDの明かりが電気ウキのように光ります。奥のパッケージは、国内販売版と異なるバージョンで、カーチャージャーやUSB充電器などのオプション品がバンドルされたパッケージです。
もうひとつのオプション品がフレキシブルアームで、カヤックやボートなどに取りつる際に使用します。いずれのオプションも国内販売予定です。私は個人的には、夜釣り用のオプションが欲しいです。
JayBird
プレミアムワイヤレスオーディオのJayBird。CESでの新製品はありませんでしたが、昨年後半に発売されたライフログバンドJayBird Reign(ジェイバード レイン)が大きく展示されていました。JayBirdは、この会場の他にもうひとつブースがあり、2つのブースで大きく展示していました。国内での販売も好調ですが、アメリカでもベスト3に入るほどのシェアを拡大しており、ブースにも絶えず人があふれていました。
国内での販売は少し後になりそうですが、スポーツを意識したライフログバンドは他社と一線を画す仕上がりになっています。
Boom
昨年10月から発売開始したコンパクトな防水ワイヤレススピーカーのBoom。
壁面に製品本体を取り付けたユニークな展示が目立っていました。CESは、こういった展示1つにしても各社で面白いアイデアが見られるのもとても刺激になります。国内では販売スペースが限られていたり、売り場での制約が多いのため思い切った展示が出来ない場合が多いですが、スペースさえあればこういった展示ができるんですがね。
番外編
今年のCESは、ゲームのスペースが広く展示されていました。余りゲームは詳しくないので、正しい表現かは分かりませんが、上の写真はバーチャルリアリティを利用したFPSゲームですね。動画の方が分かりやすいですが、歩いて(正確に表現するとスリ足)、撃ったりするのが体感できるぽかったです。
最後は、まったく関係ありませんがラスベガスまでの移動につかったユナイテッド航空の機内誌に掲載されていた物。熊の置物らしいんですが、なぜか魚を採っている所を形どったもの。国が違えば需要も違うんだな、深いなアメリカ、と思いました。ちなみにお値段199USDです。